Sweet Soul Sweets (Home)

2009/05/15

5月の畑の虫達

畑には沢山の虫がいます、その中で写真に収めたものを紹介します。


ひなたぼっこをしているナナホシテントウ虫、あぶらむしを食べてくれます。畑にとってはとても頼もしいかわいいやつです。私的にえこひいきしています。まちがえて踏まないように、蟻におそわれないように、カマキリに食べられないようにと祈ってます。
ニジュウボシテントウは葉っぱを食べるので一応害虫とよばれますが、「害虫」と呼んでいるのは、葉っぱを食べられてしまうと商品にならずに収入に困ってしまう人がつけた名です。以外と身勝手な表現なのですが、「害虫」だけ駆除はできないのが自然環境です。


秋頃小松菜の畑に君臨していたカマキリの雌の子供でしょうか?
まだ小さく茶色いカマキリの子供です、畑のバランスを保つ大切な捕食虫です。


畑のあちこちでカマキリの子供をみます、こちらは先ほどよりもチョッと大きい緑に脱皮したかまちゃんです。となりの雑木林へ行こうとしているので、もりもり増殖中の我が畑ルッコラの森へと導いておきました


種が付き始めているコリアンダー群生地区でおもわずびっくりして撮った写真。
ハエが花にとまって食事している所。

最近はミツバチが農薬にやられて方向感覚を狂わされて巣箱にもどってこれずに、あるいは巣箱で大量死していることが取り上げられています。*ダニやウイルスの可能性もありとのこと
世界中のミツバチの数が減ってきているのは事実ですが、ミツバチが少なくなると野菜や果物の受粉も少なくなり、収穫量が減るということと、少なくなったミツバチのコストが上がり、ミツバチの代わりに受粉を人がすると、さらにコストがかかり、野菜果物の価格が今後急激に上がるといわれています。
ミツバチが死滅する原因が改善されれば良いのですが、もしも、いよいよミツバチが少なくなって来た時にはこの写真のようにハエに受粉させればよいのでは??
農薬を使わない事に越した事はありませんが、ハエなら農薬にも強いかもしれませんよ?。
もっと厳密に言えば、畑やビニールハウスにミツバチだけしかいない環境を作っている為に起こる弊害だと思います。自然のなかにはアブ、ハエも多く存在していますから、蜂がいなくても受粉はされますよね。効率がよかったり、混合受粉を防げたりとか利点があるからミツバチなのでしょうけど。
ここの畑の苺に何もしないで実がなったという事はもしかしたら、このハエがお手伝いしてくれたのかもしれませんね。


ルッコラの森のルッコラの花にとまるモンシロチョウ。
幼虫はおいしい葉っぱをもりもり食べる「害虫」と呼ばれています。
大きくなったかまちゃんの大事な食料です。


土を掘るとたまにでてくるこの幼虫。草の根っこを食べていると思われますが、成虫になると葉っぱを食べるそうです。アリが見つけて格闘しているところ。
その後の勝敗は蟻を振り切って地中に潜って行きそうなところを私に捕まえられて、隣の雑木林へと空中浮遊していきました。