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2009/03/25

種まきに向けて土作り

冬の時期も終わりに近づくいてくると土作りに入ります。
半年前に耕した土も野菜を収穫し終わる事には土は締まって若干固くなります。
冬の時期には雑草も枯れて土の上に栄養を残してくれていますから、
その栄養を効率よく野菜達に回るように、根が地中をはり伸ばせるようにするために、
土をほぐしたり、耕したりします。
*秋から冬にかけて落ち葉や枯れ葉を集めて堆肥を作っておきます、その堆肥を耕す時に土に入れていきます。


かわいそうだけれど、次の野菜作りの為に水菜のお花を抜いて土をつくります。
*このときに花を刈らずに種子が出来るまで待って、種をとると育った土地にあう種が生まれて、自分の土地に合った種が育ちますよ。今回は刈っちゃいましたけど。


冬場固くなった土地をこれからまく種達のために耕し、手作りの堆肥をいれて土をつくります。土のpHを計りながらその場所に合った自然肥料を土に混ぜ込んでいきます。
畑の場所によって育った野菜の種類もちがうのでpHは微妙に違うんですよ。
もっと厳密な事をいってしまえば、中国から来るといわれている大気汚染物質、車の排気ガス火力発電等、酸性よりの雨が日本に広範囲にわたって降っていますので、つねにほったからしの畑は酸性よりになっていきます。酸性の土地では野菜は育ちませんので、畑を本気で始めたい人はpH測定器を買うと土作りには活躍しますよ。
通常みなさんに降ってくる雨は、偏ったpHの雨も降っているのが現実なんですね。
酸性よりの土地には石灰を混ぜると良いそうですが、一番のお勧めは牡蠣の殻の粉末です。
牡蠣殻粉末は自然に帰りやすいですから。石灰、苦土石灰は石ですから、使いすぎると土がかたくなりますよ。


3時間ぐらい土を掘り続けて完成。今回は私一人でやりました。ほんと土って重いのよ。
明日は筋肉痛でピキピキでしょう。農場手伝い始めて8ヶ月ほど。まだまだ農業用筋肉がついてないので、毎回畑に来るたびにどこかしら筋肉痛になったり、腰にきたりしてます。
そうやって筋肉痛になるたびに、農家の方は偉大だなあと思います。
*ちなみに耕したここには苺と小ネギを育てます。


先日、園芸売り場で自然有機肥料100%ものがでているのをみつけました。自然肥料や堆肥を作れないベランダ菜園の方には安全でお手軽に肥料としてつかえそうですよ。
あと、今のところ、何を食べているか分からない家畜の糞が混ざっている肥料はまかないでくださいね。無農薬の野菜を毎日食べている人が少ない世の中で、家畜が無農薬の安全な飼料を食べられると思いますか?体にいらない物が排泄物として出てきますからね。

2009/03/24

暖かい3月

関東は今年の冬は温かく雪もほとんどふらなかったので、冬中も水菜と小松菜を取っていましたが、しばらく畑に行っていなかったところ、このような状態に。


水菜のお花が咲いていました!!
水菜は黄色のお花が咲くんですね。
つぼみは美味しくお店のサラダに、おひたしにして食べました。


こちらは小松菜のお花。こちらも黄色ですね。
こちらもおいしくお店のサラダにおひたしになりました。

写真の周りを見てもらうとわかりますが、
冬になると雑草が枯れてなくなります。
なのに、さすが冬野菜は枯れないんですね!
当たり前なんでしょうけど、なんだか感動です。
寒い冬の中を耐えて、水やりもナーンにもせずにほおっておいたのに久しぶりにきてみたらお花が咲いているなんて、感動しちゃいましたよお!自然ってすごいねたくましいわ。
人間はほおっておかれたらすぐ寂しがったり、いじけちゃったりするのにねえ。
人間も地球とともに独り立ちして共存すれば幸せだったりして。